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【第16週】舞いあがれ!ネタバレあらすじ「母と私の挑戦」

連続テレビ小説「舞いあがれ!」の第16週放送分を小説調でまとめていきます。

【第72話】1月16日(月)放送 半年の猶予

博多エアラインの内定を辞退し、柏木(目黒蓮)と別れた舞(福原遥)は、本日から正式にIWAKURAの社員として出社するため、スーツに身を包みます。お守りであるばらもん凧に決意を込めて「いってきます」と声を掛けると部屋を出たのでした。

株式会社IWAKURAでは、めぐみが朝一から全社員を集め、人員削減・コスト削減により銀行からの融資の返済期限を半年延長してもらうことができたことを報告します。社員たちは、現在の会社の経営状況や前社長(浩太:高橋克典)を失った状態で、しかも半年で経営状況を立て直すことに不安しかありません。

ざわつく社員にめぐみは、「半年で強固な収益基盤を作りには、営業に力をいれなければあきません。その為に、藤沢くん(榎田貴斗)と私と娘で新規事業、獲得していくつもりです」と舞が正式に社員になることを明かしました。パイロットになることを知っていた社員たちは「なんでお嬢ちゃんが?」と疑問の声を上げます。

藤沢が「パイロットなるのちゃいますの?」と尋ねると、舞は立ち上がり「内定は辞退しました。父が守ろうとしたこの工場のために、私もできることやりたい思ったんです。今はできへんこともちょっとずつ覚えてやれるようになろうと思っています。せやから、お願いします。一緒に働かせてください」と深く頭を下げした。

すると、宮坂(木内義一)が「別に俺らの許可取る必要ないし」と冷たく返すと、めぐみに「話以上でしたら、作業言ってもよろしいですか」と許可を取り、現場へ戻っていきます。宮坂につられ、社員たちは現場に戻る中、舞は営業でお世話になる藤沢を呼び止めると「今日から宜しくお願いします」と頭を下げました。

舞が本格的にIWAKURAの社員になることに動揺する藤沢は宮坂ほどあからさまではありませんが、「今日は取り引き先に行くんやった。ほなまた」とその場を立ち去ります。一連の様子を心配そうに眺めるめぐみでしたが、社員たちの煙たがる態度に屈しない舞は、めぐみの方を向き笑顔を見せました。

昼休憩に入った社員たちは、舞の様子を話します。「午前中に梱包をし、午後から営業へ回るらしい」と一人の社員が舞の仕事を教えると、その他の社員たちはネジのことを知らない舞に営業が務めるのかと懸念を示すのでした。

舞は仕事を終え家に帰宅すると、めぐみが五島弁で電話をしています。めぐみは、ばんば(祥子:高畑淳子)からの電話だと舞に代わると、電話の向こうの祥子は舞が元気か確認した後「めぐみば社長になるっち、無理ばしとらんか?」と尋ねます。

舞は「無理せんように、私も気い付けてる」と返し、博多エアラインの内定を辞退し、IWAKURAで正式に働くことを報告したのです。祥子はめぐみやこうたよりも先に舞がパイロットに目指すことを受け入れ、応援してくれました。

長く応援してくれた祥子にパイロットを辞退したことを謝る舞ですが、祥子は受話器の向こうでは考え込む表情を浮べるものの、元気で優しいいつもの声で「謝ることじゃなか。よく決心したね」と舞の決断を受け止めます。

祥子は縁側で話す朝陽(又野暁仁)の声で思い出したかのように、「今日、朝陽が初めて星空クラブでできた友達を連れて来たとよ。その子に、学校に来んかよって誘われてな。行く気になっとちさ」と朝陽の大きな一歩を報告しました。

舞も朝陽を気にかけながらも東大阪に帰ったため、朝陽の成長を自分のことのように喜び、自身も朝陽のように前に進むことを決意するのでした。

翌日、会社に出勤した舞は藤沢から営業先をリストアップした資料をもらいます。社長になっためぐみは金融機関に出す書類作りに追われているため、営業まで手が回らないので舞と藤沢で営業を分担しなければいけません。

「営業先の会社をリストアップしてある。手分けして当たってみよ」と言うと、藤沢はさっそく営業先に電話をかけはじめます。営業の経験皆無の舞は、いきなりの電話営業に戸惑いますが、藤沢の様子を見ると同じように自身も電話をかけ始めました。

結局電話営業は全滅だった二人は落胆しますが、営業慣れしている藤沢は「次の手はこうや」と言って、各営業先に付けた✕印を消しゴムで消すと「電話で断られたら、直接会ったらええ」と前向きです。

「飛び込み営業ですか?」と舞が驚きますが、藤沢に付いて行きます。藤沢は「俺こっち行くから、岩倉さんはそっち頼むな」と一人で営業先へ行くことを告げ、舞はまさかの一人で営業に行くことに驚きながらも「はい」と返事するしかありません。

飛び込み営業を始めた舞ですが、どこもリーマンショックで経営が厳しい上に、浩太が亡くなり経営について新米のめぐみが新社長になったことを知っているため、信用がなく担当者にすら会わせてもらえませんでした。次々と営業を回る舞はやっと担当者と会うことができます。

しかし、そこの担当者は浩太とは長い付き合いで、IWAKURAともたくさん仕事をしたと話しながらも、「めぐみさんは経営の素人で、簡単に信用出来へんのですわ。今、ご自身の会社がどのようなレベルの製品なら引き受けられるのか、ちゃんと理解してはりますか」と冷静な言葉を突き付けました。

厳しい言葉ですが、大事なことを教えてもらった舞は、会社に戻るなりネジの製造から勉強し直すことにしたのです。舞の隣の席の山田(大浦千佳)はいつものように嫌意を言いながらも、舞の営業の成果を聞きます。

舞は「言われた時はショックやったけど、言われたらその通りやなって。私もうちのネジのことしっかり分かった上で、できるとやりたいんです」と話すと、さっそく分からないところに直面しました。山田に聞くも、事務員なので分かる訳もなく、舞は笠巻(古舘寛治)に教えてもらうことにします。

廊下でタイミングよく笠巻に会った舞は、転造と製作のことを教えて欲しいと頼みます。鉢合わせた宮坂に「これからネジの勉強か」と皮肉を言われましたが、笠巻はネジの説明を承諾するのでした。

【第73話】1月17日(火)放送 ネジの講習会

舞(福原遥)からネジについて教えて欲しいと頼まれた笠巻(古舘寛治)は、ホワイトボードを使用して丁寧にネジがどのように作られているか教えます。

そしてネジには大きく分けて、機械の中で材料を転がして変形させる転造加工と材料を削って作る切削加工があるということ、そしてそれらの詳しい特徴やメリット・デメリットなどについて説明します。

そこにめぐみ(永作博美)も現れ「私もええ?ちゃんとネジのこと勉強しておきたいねん」と言って参加します。

その様子を見ていた事務員の山田(大浦千佳)や職人の宮坂(木内義一)らは「笠巻さんもえらいこっちゃ、素人に教えなあかん」「その素人がうちの社長やからなぁ。情けないわ」「ようやるわ」などと陰口を叩きます。

そんな中、若手の女性従業員である土屋(二宮星)は「ネジ好きなんで」と言って舞やめぐみとともに笠巻の講習を受けるのでした。

その夜、舞が自宅でネジについて今日の復習をしていると、悠人(横山裕)が訪れます。舞が内定を辞退して工場を手伝うことになった旨を話すと、悠人は「アホちゃうか?お前ネジ計る前に、航空会社と先の見えへん工場天秤にかけてみろや」といつものように説教を始めます。

しかし舞は「お兄ちゃんには関係ないやん。何しに来たん?」と強気です。そこにめぐみが帰宅すると悠人は「何してたん?」と尋ねます。

めぐみは「昼間営業に出てたから、溜まった仕事を片付けてた。新しい仕事がどないしてもいるねん。半年以内に経営改善させな、これ以上融資の返済は待たれへんて信金さんに言われてる」と悠人に工場の現状を報告します。

そして雪乃(くわばたりえ)からもらった梨を袋から出すと悠人に渡し「お父ちゃんにお供えしてあげて」と声をかけます。しかし悠人は苦い表情で「ええわ」と拒否するのでした。

めぐみが浩太(高橋克典)に手を合わせる姿をじっと見つめる悠人は、めぐみに「やつれたな」と言いながら、おもむろに「話があんねんけど」と告げます。

悠人はバッグから書類を取り出すと「工場取り壊してマンションにせぇへんか?初期投資は俺がする。ほんなら借金は無くなってお袋はマンションの家賃収入で生活ができる」と提案します。

せっかく再起を目指して工場を続けると決断しためぐみですが「ありがとう。考えてくれたんやな」とまずは嬉しそうに悠人の提案に感謝の気持ちを伝えます。

しかし「今より楽になるはずや」と言う悠人に、めぐみは「悠人、お母ちゃんな、楽やなくても工場続けたいねん」とその意思が揺らぐことはありません。舞も「私とお母ちゃんな、工場立て直すって決めてん。せやから今、2人で頑張ってんねん」と話します。

そんなめぐみに悠人は「営業行ってどれぐらい仕事取れてんの?」と尋ねます。めぐみが「まだ取れてへんけど…」と言うと、悠人は「そんなんで半年後の経営どないするん?潰すんやったら早いほうがええ。半年ジタバタしたって意味ないわ。連絡待ってんで」と言い捨て、帰っていきます。

舞は悠人から改めて突き付けられた現実に焦りを感じ、めぐみに「お母ちゃん、私もっと営業頑張る」と伝えると、1人で夜な夜な営業トークの練習をするのでした。

翌日、営業から戻った舞は溜息を付きます。山田に「どないしたんですか?」と聞かれると「今日も全然あかんかって」と暗い表情で返答します。

すると山田は「お嬢さんて、要領悪いですよね。まぁ、要領良かったらこの工場に来ぇへんか、パイロットになれるチャンス捨てて。あたしなんか、どっかに逃げる方法ばっか考えてますけどね~」と至って真面目な顔をしながらいつも通りの嫌味を言い、合コンへ向かっていきます。

舞は仕事が終わって帰宅すると、ポストに貴司(赤楚衛二)からのハガキが入っていました。ハガキの裏面には満天の星が広がる夜空の写真とともに「君が行く 新たな道を 照らすよう 千億の星に 頼んでおいた」と綴られていました。

その後、舞がカフェ「ノーサイド」を訪れると、オーナーの津田(たくませいこ)が何やら目を見開きながら必死に誘導します。そして指差す方向には、カウンターで男性と会話を楽しむ久留美(山下美月)の姿がありました。

そして舞に気付いた久留美は「こちら、八神先生(中川大輔)」と紹介します。舞は嬉しそうに挨拶すると、2人を気遣い1人で別のテーブルに座ってコーヒーを注文し、ネジの勉強を始めます。

しかし、急に八神のもとに呼び出しの電話が入ったようで、久留美に「ごめん」と言いながら八神は仕事に向かって行きました。1人残された久留美に、舞はニヤニヤしながら「いつから付き合ってんの?」と尋ねます。

久留美は「ずっと仕事仲間と思ってたんやけど春に告白されてん。いっぺん断ったけど、八神先生が『ほんなら友達でええから』ってご飯食べたり勉強会したりってしてるうちに気ぃ付いてん。毎日さよならって別れる時、なんや胸がキュってなるなぁって」と嬉しそうにこれまでの経緯を話します。

舞は「もっと早く教えてくれたら良かったのに」と言いますが、久留美は何も言えず気まずそうな顔を浮かべます。久留美は、父の死や柏木との別れなど辛い出来事をいっぺんに経験した舞を気遣って、話さずにいたのです。

久留美の表情で察した舞は「幸せ分けてもらえてめっちゃ嬉しい」と素直に祝福します。すると久留美は安堵して「私な、付き合ってから前より仕事頑張れるようになった。八神先生に会ったら元気でんねん!」と話しつつも「自分のことばっか話してもうた。舞は最近どうなん?」と舞の近況を尋ねます。

舞はハッとした表情をしながら「私も元気出ることあった!」と言いながら貴司からのハガキを久留美に見せます。現在舞の心の支えになるのは、貴司の存在なのかもしれません。

【第74話】1月18日(水)放送 赤字の理由

ある日の朝、舞(福原遥)はネジの勉強に没頭するあまり、会社を遅刻しそうになります。そんな舞に声をかけつつ出勤しためぐみ(永作博美)は、パソコンで売上データを確認していると「斑鳩商事」へ出荷するネジ単価が安すぎて、売れば売るほど赤字になっているということに気付きます。

担当である営業の藤沢(榎田貴斗)に確認したところ「その会社へ営業に行ったのがリーマンショックにより仕事がガクンと減った時期で、なんとかしないとと焦った結果、儲けが少なくても仕事ゼロよりましだと判断して」という理由でした。

「申し訳ありませんでした」と頭を下げる藤沢に、めぐみは「済んだことはしゃーない。これからどうするか考えよう」と優しく声をかけます。

昼休憩になると、笠巻(古舘寛治)に頼まれた「あるネジ」を舞が探して持ってきます。それは、太陽光発電の試作品として作って結局ボツになってしまったネジでした。それを見た藤沢は「これでうちの会社は痛い目にあったのに、まだ捨ててなかったんですか?」と呆れたように言います。

しかし笠巻は「うちの技術はこのネジに凝縮されてんねん。これはIWAKURAやから出来た加工や。2ダイス3ブローでな」と答えるのです。するとネジの勉強に励んでいた舞が「素材を2回押し込んで3回打ち付ける機械ですよね」と返します。

そして舞はそのネジを眺めると、笠巻に「このネジもらってもよろしいですか?営業で持ってったらIWAKURAの技術がどんだけすごいかわかってもらえるかな思て」と提案するのでした。

仕事が終わると、いつものように笠巻の「ネジ講習会」が開かれます。いつの間にか藤沢も加わり、参加者は4人になっていました。今日は「ネジの値段」についての勉強で、ネジの価格設定に含まれる細かな費用を笠巻が詳しく説明します。

中でも特殊ネジの値段には”金型償却費用”が物凄く影響すると言い、藤沢はここを甘く見積もったせいで赤字を出してしまったということです。

翌朝、めぐみは「斑鳩さんのネジ、4円50銭にする」と舞に伝えます。舞は「値上げすることを受け入れてくれるのか」と懸念を示しますが、めぐみは「簡単ではないけど、しっかり交渉してくる」と意気込みます。

一方で舞は、父・浩太(高橋克典)とは長い付き合いだと語っていたカワチ鋲螺の森本(森本竜一)のところへ再度営業に行きます。

舞は早速、太陽光発電の時に作ったネジを見せ「うちではこの形状を2ダイス3ブローで加工することができます。そやから価格も安く抑えられるんです。それにこれ、頭の部分が非常に大きくてネジが極端に短いですよね?こういう製品てバランスが悪すぎるから、丸ダイスでい1本1本加工する会社が多いんですけど、IWAKURAは独自技術を加えて生産性の高い平ダイスで加工することができるんです」とわかりやすく説明します。

しかし、森本は「ようわかりました。勉強しはったんですなぁ。せやけど、お願いできる仕事はあれへんのですわ」と舞の努力は認めてくれたものの、仕事を頼むことはしませんでした。

それでも舞は諦めず森本を追いかけ「どうかお願いします!どんな小さな仕事でも構いません。精一杯やらせてもらいます」と深々と頭を下げます。

その時、森本の脳裏には浩太が同じように必死に仕事を取りに来る姿が浮かび、少々動揺した様子を見せますが「すみません」と言って去っていきます。頭を上げた舞がふと空を眺めると、飛行機が飛行機雲を描いて飛んでいきました。

斑鳩商事へ値段交渉に出向いためぐみと藤沢は「これまで通りの価格でネジを売るのは無理なので、1本4円50銭にさせてもらえませんか?」と提案します。

しかし担当者は「そもそも藤沢くんが『この値段で』と言ったから発注させてもらったわけであって、突然そんなこと言われても」と難色を示します。

更に「奥さんが社長さんになりはったって聞いて、どこまでやりはるもんか期待してましたんやけどなぁ、いきなり値上げの申し入れですか。やっぱり主婦が家計見直すみたいなことしか出来はれへんのやね」と嫌味を言うのです。

さすがのめぐみも頭に来たのか「主婦が家庭守るように、社長は会社守らなあきません。材料費が高騰してる今、この値段のまま取引してたら会社を危険に晒すことになります。あと3ヶ月、今のままやらせてもらいます。その間に4円50銭より安く作れる会社をお探しになれたらそちらに頼んで頂いて結構です。けど、そんな会社ありますやろか?

もちろん、一方的に値上げをお願いするつもりはありません。今後御社から新しいご依頼を頂いた際には、設計段階でコスト的にメリットのある提案をプラスアルファでさせてもらいます。新しい価格は、弊社の職人たちが持つ高い技術への正当な対価やと思っております。どうかよろしくお願い申し上げます」と非常に筋の通った回答をし、藤沢とともに頭を下げるのでした。

会社に戻った藤沢は、昼休憩で社員たちに「奥さんカッコよかった~」と言いながら、先程の出来事を話します。それを聞いた社員たちも「へぇ~奥さんがなぁ」と感心しながら、笑顔で藤沢の話を聞いていました。

また、その話を外でたまたま耳にした舞も嬉しさで笑みがこぼれ、自身の仕事が取れなかったにも関わらず明るい表情で事務所へ戻ります。すると間もなくして1本の電話が入ります。相手はカワチ鋲螺の森本でした。

舞が電話対応すると「薄型テレビに使うネジの見積もりをお願いしたい。とりあえず図面見てもらえますか?」と言うのです。電話を切った舞は「仕事もらえるかも?」とめぐみや藤沢らに伝え、皆で喜び合います。そして藤沢と2人で、再度カワチ鋲螺へ向かって行くのでした。

【第75話】1月19日(木)放送 初めての受注

カワチ鋲螺へ図面を取りに行った舞(福原遥)と藤沢(榎田貴斗)が会社に戻ると、食堂には社員たちが残って待っていました。舞は驚きながら「どうしたんですか?」と聞くと、山田(大浦千佳)が「お嬢さんが初めて仕事を取ったって話したら、みんな図面見るまで信じられへんって待ってたんですよ」と経緯を教えます。

舞は嬉しそうに鞄の中から図面を取り出すと社員一同に見せ「はい!この通り仕事頂けました!」と満面の笑みで報告しました。すると、社員たちは拍手をしながら歓声を上げます。

さっそく机に図面を広げると、手厳しい宮坂(木内義一)も「数量も多いし、中々でっかい仕事やな」と舞を褒めたのです。しかし、土屋(二宮星)は「試作をもらっても、設計どうするんですか」と尋ねます。

すると、後ろにいた尾藤(中村凛太郎)が「俺がやんねん。結城さん辞める前に特訓してくれはったんや。俺がおらんようになったら、お前が設計やるんやでって」と意気込みました。

しかし、現実はそううまくいかず、設計に対して新米の尾藤が一発で金型を作るのは難しい話です。失敗し落ち込む尾藤に、金型を見ながら宮坂は「ネジ1本作っただけで、壊れてしもた?」と声を荒げます。

不甲斐ない結果に謝る尾藤ですが、笠巻(古舘寛治)は「しゃあない。塑性加工はいろんな条件が絡むさかい、計算通りにいかへんもんや結城は長いこと現場で務めて、職人としての腕磨いたんや。お前も焦らんと身に付けたらええねん」と励まします。

続けて、「納期まであと1ヶ月か。誰か呼ぶしかあらへんな」と設計できる人間を外注することを提案するのでした。

帰宅した舞は、浩太の仏壇の前で考え込むと意を決して結城に電話を掛けます。丁度仕事終わりだった結城は電話に出られましたが、通話ボタンを押すことを渋りました。舞は留電に「設計のことで相談があって。章兄ちゃん助けてもらえませんか。うめづで待ってます」と残します。

舞はうめづが閉店するまで待ち続けましたが、結城が来ることはなく、連絡も返ってきませんでした。舞は会社に戻ると、尾藤は金型を作り続けていましたが、どうしてもうまくいきません。見守るめぐみと舞も自分たちでは力になれないので、途方に暮れます。

そんな重苦しい雰囲気の中、「失礼します」の声に聞き振り返っためぐみたちは、結城の姿に驚きました。結城はめぐみに深く頭を下げると、舞に「ごめんな」とうめづに行かず連絡を返さなかったことを謝ります。

舞も、頼ってしまったことを謝ると、結城は「図面見せてもらえませんか」とめぐみに頼みました。いくら長年働いてきた結城でも、今となっては他の会社の社員なので、めぐみは図面を見せることはできないと断ります

しかし、現状を打破するには結城の力を借りなければどうすることもできないため、舞は図面を渡すよう促したのです。めぐみはかなり悩みながらも、や無負えず図面を渡します。結城はすぐに図面と壊れた金型を確認すると、「この試作、俺に任せてもらってよろしいですか」と驚きの発言をしました。

普通ならあり得ない申し出に、めぐみは首を振りますが、結城は「IWAKURAに恩返しさせてください」と頼み込んだのです。翌日、社員たちに結城に設計を任せることを報告した舞と尾藤に、社員たちから批判されます。

尾藤は続けて「結城さん、自分の仕事終わった後、無償で来てくれます。俺のせいで。来週の夜6時来てくれはります。手伝ってもらえませんか」と頼み込みました。

しかし、無償の手伝いの要請に、相良(平田理)や垣内(うえだひろし)は、苦言を残しその場を去ってしまいます。重い空気が漂う食堂で、山田は手を挙げました

いいですよ。暫く合コンないんで」と手伝いを承諾します。続けて、土屋・藤沢・宮坂・笠巻も残ると言い協力してくれることになりました。無償残業の日、舞は最初に残ると手を挙げた土屋に感謝の言葉を掛けます。山田は「別にお嬢さんの為じゃないですよ」と照れ隠しをしました。

すると、そこに「ご無沙汰してます」と結城が登場します。久しぶりの結城の姿に、宮坂は「よう来れたな」と不穏な言葉を掛けました。しかし、続けて転職先でIWAKURAの手を貸すことを許してもらえたんやな。と笑顔を向けたのです。

さっそく結城は設計の説明を始めると、「昔、これとよく似た加工社長とやったことあって、他にも油の吹付の仕方工夫するんやって教えてもらいました」と浩太との思い出を語ります。その後、かなり遅い時間まで作業をしてもらい、設計が終わった後、舞・めぐみ・結城は食堂で一息つきました。

感謝と謝罪を伝える舞とめぐみに、結城は「久しぶりに仕事の楽しさを久々に思い出しました。ここで仲間とあーだこーだ言い合ってネジ作るん好きなって」と言います。

すると舞はつい「戻ってきてもらえませんか」とこぼすと、結城は笑いながら「ほな俺も勝手なこと言うわ。ほんまは戻ってきたい」と本音を打ち明けてくれました。

帰宅後、舞は「章お兄ちゃん戻って来てくれたらな」と言いますが、めぐみは「ほんまはそれが一番ええけど、雇い直すお金ががあらへんやん」と悲しそうに返します。

そして、舞がお風呂に行った隙に、めぐみはIWAKURAをマンションに立て直す提案をした悠人(横山裕)に電話を掛けたのです。翌日、IWAKURAでは役職会議が行われました。

めぐみは「IWAKURAを売ろうと思ってます。ここの土地と工場を売って、そのお金で借金全部返せます。それだけでなく、残ったお金を運転資金に充てられます。土地を買うてくれた人に家賃を払って、私たちは今まで通りネジを続けます」と驚きの提案をしたのです。

「そんな都合のええ買い主おったんですか」と相良が訪ねると、めぐみは「はい。見つけました。息子です」と打ち明けます。「息子さん、信じて大丈夫なんですか」と宮坂が言うと、「これしか方法があらへんのです」とめぐみは言い切りました。

【第76話】1月20日(金)放送 エンジェル投資家

ある日、めぐみ(永作博美)は悠人(横山裕)のオフィスを訪れます。そして悠人に「今、自動車業界はリーマンの打撃から立ち直りつつある。しっかりとした技術と設備を持つIWAKURAはこれから延びていく会社や。せやから悠人、工場を買い取ることでIWAKURAに投資して欲しい」と願い出ます。

悠人は「へぇ~一端の経営者みたいやん」と偉そうに相槌を打ちますが、めぐみは真剣な表情で「経営者として頼んでる」と言い切ります。

悠人は意外にもすんなりと「わかった。買い取ったる」と承諾しますが「せやけど、これはビジネスや。支払いが滞ったらすぐ工場売り払うからな」という条件を出します。めぐみは嬉しそうな顔を見せ、悠人と固く握手を交わしました。

そして、めぐみは社員たちを集めた会議で「その資金で足りなかった人材を雇うこともできます。手当てかてもっと出せます。皆さんと一緒に、IWAKURAを成長させていきたいと思ってます」と決意を示します。

その後、めぐみは舞(福原遥)に会社の休憩室で「これまではな、従業員とその家族の生活に責任があった。それが投資してもらうことで悠人への責任も生まれる。これまでより重たい責任背負って工場守っていかなあかん」と話します。

舞は「一緒に頑張ろ。なんや、力湧いてきたわ。まずは試作成功させな」と笑顔で返すのでした。話を終えた2人が会議室に向かうと、試作品製作に向けて社員たちが役割分担をしていました。そして、めぐみに「試作合格した後の量産スケジュール相談させて下さい」と積極的に取り組みます。

そんな皆の姿を見た舞は、父・浩太(高橋克典)が生前言っていた「今ここには、全部揃ってる。ええレシピも機械も、職人もな。ここには全部詰まってる。従業員らと力合わせて進んできたこれまでの思い出も、これからの夢もや」という言葉を思い出しながら、IWAKURAのスローガンである「小さなネジの、大きな夢。」の幕を見つめるのでした。

納期まで1週間となり、連日連夜の試作が続いていました。そして遂に、結城(葵揚)のフォローと社員たちの努力で、試作品のネジが仕上がりました。宮坂(木内義一)が「IWAKURAの新しいネジや!」と大きな声で叫ぶと、社員らは一斉に喜びます。めぐみが結城に「ありがとう」とお礼を言うと、全員が拍手で称賛しました。

後日、舞は「カワチ鋲螺から受注した試作品が無事合格しました。早速大量注文頂いたので、皆さんよろしくお願いします」と社員たちに報告すると、皆「ヨッシャー」と声を出し喜びました。

続けてめぐみが「それから、従業員が1人増えます」と切り出します。すると結城が入室してきて「また、よろしゅうお願いします」と挨拶し、皆は「おかえり」と快く迎え入れるのでした。

その後舞は、祥子(高畑淳子)に電話をかけると「初めて取ってきた仕事が上手くいった」と早速報告しました。祥子も「良かったとね~」と自分のことのように喜びます。

そんな祥子のいる五島では、祥子の家に皆が集まり会話を楽しんでいました。そして朝陽(又野暁仁)の母・美知留(辻本みず希)が「祥子さん、皆さん、今まで本当にお世話になりました。おかげさまで朝陽が学校に行けるようになって」と皆に感謝の気持ちを伝えます。

美知留と朝陽は五島に家を借り、そこに住むことになったのです。朝陽は貴司(赤楚衛二)を見つめると「手紙書く」と言います。貴司が笑顔で「ありがとう、元気でな」と返し、朝陽は笑顔で頷きました。

2人の姿を見た信吾(鈴木浩介)は「都会でうまくやれん子、島で受け入れる仕組みば、ちゃんと作っていきたかとです」と話し、皆は夜空に浮かぶ満月を見上げるのでした。

その後、貴司は朝陽を見送って東大阪に帰りました。そして早速、舞、久留美(山下美月)、貴司の3人は「うめづ」に集まります。そこに雪乃(くわばたりえ)が得意げな顔をしながら現れ、舞と久留美に新聞の記事を見せます。

記事には「今月の新鋭歌人」と書かれたタイトルの下に、貴司の名前がありました。雪乃は嬉しそうに我が子の快挙を喜び「すごいやろ~」と言うと、舞と久留美も祝福し、貴司は照れた表情を浮かべています。

貴司は歌人として認められ、久留美は八神先生と幸せな日々を送り、舞は仕事が良い方向に向かうという順調ぶりに3人は乾杯を交わすと、1人の男性が近づいてきて「そりゃ良かったわ」と一言声をかけます。

貴司が振り向くと、古本屋「デラシネ」の主人だった八木(又吉直樹)の姿がありました。八木は貴司の詩を新聞で見て、帰ってきたのだと言います。そして「心にすっと溶け込む詩、作れるようになったやんか」と貴司を褒め称えます。

貴司は詩を読むきっかけをくれた八木に「ありがとう、おっちゃんのお陰や」と感謝の気持ちを伝えると、八木は「頼んだで」と言いながら貴司に鍵を渡しました。デラシネの鍵です。そして「これからはお前に任せることにしたわ」と言いながら去っていきました。

翌日、めぐみは社員たちを集め「借金完済して大きい仕事も受注しました。IWAKURAは新しいスタートを切ります。どんどん仕事を受けて、IWAKURAのネジをいろんな機械に使ってもらうためにも、IWAKURAのチーム力を上げていきたい。この会社が良くなるためにどうしたらいいか、皆さんにも考えて欲しい」と話します。

すると舞が”目安箱”と書かれたBOXを持ちながら立ち上がり「皆さん、改善点やアイディアがあれば、なんでも書いてここに入れてください」と促します。そしてめぐみは「皆さんに楽しく働いてもらえるよう、何でもやるつもりです。皆で会社を育てていきましょう」と締めくくりました。

その夜、舞とめぐみは浩太の写真を眺めながら近況を報告します。めぐみが「会いたいなぁ~」と思わずつぶやくと、舞も「私ももっとお父ちゃんとネジの話がしたい。教えて欲しいこともいっぱいある。けどな、お父ちゃんに助けてもろたような気すんねん」と話し、2人は「これからも見守っててな」と写真の中で微笑む浩太に伝えるのでした。

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