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【24時間テレビ】募金リレーの仕組みとその意味とは?

日本テレビが毎年放送しているチャリティー番組「24時間テレビ」。昨年の24時間テレビでは、新型コロナウィルス拡大の影響により恒例となっているチャリティーマラソンは実施せず、100キロを10人でつなぐ"募金リレー"という形がとられました。募金リレーとはどのようなものだったのでしょうか。その仕組みと意味について調べてみました。

【24時間テレビ】募金リレーはどんな仕組み?

2021年の24時間テレビは、8月21日~22日に日本テレビにて放送されました。毎年恒例となっているチャリティーマラソンですが、有名人が公道を走ると人が集まってしまうことを考慮し、コロナ禍のイレギュラー対応で”募金リレー”というスタイルがとられました。

「復興への想いを繋ぐ 募金リレー」と題し、東日本大震災や熊本地震、日本各地で発生した数々の豪雨災害の被災地を支援することが目的です。まず始めに、募金リレーの仕組みについて見ていきましょう。

仕組み①10人がリレー形式で100kmを走る

募金リレーでは、合計10人のランナーがリレー形式で約100キロの距離を走り、募金を呼び掛けるというものです。公道ではなく閉鎖された敷地内で実施され、会場となる東京・両国国技館は無観客で開催されました。

仕組み②募金は視聴者から集める

2020年の24時間テレビにおいても公道を走るチャリティーマラソンは実施されず、高橋尚子さんが企画した”募金ラン”というスタイルがとられました。

高橋さんを始めとするランナーが、5キロ走るごとに10万円寄付するというもので、チャリティーマラソンのように視聴者に募金を呼び掛けるものではありませんでした。募金リレーは、例年行われてたチャリティーマラソンと同様、一般の視聴者の方から集める仕組みです。

募金リレーの意味や理由

募金リレーと言っても、リレーと募金の関係性が分からないという方も少なくありません。チャリティーマラソンにしろ、24時間テレビでは何故「走ること」にこだわるのでしょうか。また、募金リレーはチャリティーマラソンと意味合いが違うのでしょうか。

そもそも24時間テレビで走るのはなぜ?

例年行われていたチャリティーマラソンでは、ランナーに選ばれた有名人が番組冒頭にスタートし、番組終了までにゴールとなるメイン会場を目指すというものでした。

途中で流れるZARDの「負けないで」や、ゴール間際の加山雄三さんの「サライ」は人々に感動を与え、チャリティーマラソンを盛り上げる風物詩となっています。

そもそも24時間テレビで走るのは何故なのでしょうか。24時間テレビの目的は、視聴者を感動させて募金に繋げることです。チャリティーマラソンはそのひとつの手段に過ぎません。

募金リレーの意味や主旨

募金リレーも、走者に有名人を抜擢し視聴率をアップさせて募金を促すための企画です。しかしネットでは「1人約10キロ、10人の走者で100km走る。これが募金とどう関係があるのか」「チャリティーマラソンのような感動はなかった」という声が目立ちました。

単に”募金をして下さい”というアピールの為だけに走ることに、さほど意味を感じないという方も多いようです。2021年24時間テレビの募金総額は8億6,626万9,827円となり、前の年を下回る結果となりました。

募金リレーが行われた場所は福島県

公式HPでは新型コロナ感染対策の為開催場所は「非公開」となっていましたが、後に福島県にある『Jヴィレッジ』だったことが明らかになっています。

Jヴィレッジはサッカー等を対象としたスポーツトレーニング施設で、施設面積は東京ドーム約10個分となる49ha、観客席付スタジアムを含め天然芝ピッチ8面、人工芝ピッチ2面、全天候型練習場、雨天練習場、ホテル(総客室数200)、フィットネスジム、アリーナ、プールなどが備わっています。

1997年開設ですが、東日本大震災が発生後、福島第一原子力発電所事故の対応拠点として利用することになり、2011年3月15日~2013年6月30日までスポーツ施設としては全面閉鎖し、国が管理する原発事故の対応拠点となっていました。

以後もトレーニング施設としては活動閉鎖されていましたが、2018年9月に新しい全天候型練習場の利用が始まりました。東日本大震災からの復興の象徴の場所であり、まさに「復興への想いをつなぐ募金リレー」にふさわしい会場ではないでしょうか。

募金リレーの10人のランナー

募金リレーのランナーは事前に4名発表がありましたが 、残りは番組放送中に発表する形でした。東京五輪が開催された年でもあり、多くのアスリート&メダリストがチャレンジしたようです。一体誰が走ったのか、1走から10走まで順にご紹介します。

ランナー①岸優太

募金リレーは歌舞伎俳優・市川海老蔵さんがスターターとして登場、19時20分に小雨が降りしきる中スタートしました。第1走者はメインパーソナリティーを務めるKing&Princeのリーダー・岸優太さんです。

スタート時には、「東日本大震災が10年。今も困難が続く中、夢へと向かって前に進み続ける復興への想い!」と語り、雨の中笑顔で軽やかな足取りでスタートしました。岸優太さんが懸命に走る中、両国国技館ではKing&Princeが「シンデレラガール」を歌唱して応援しました。

ランナー②水谷隼

第2走者は、東京五輪で卓球男女混合ダブルス金メダリストの水谷隼さんです。スタート前に「自分のベストを尽くしたい。岸さんの魂を受け継いで僕も頑張りたい」と語り、その言葉通り最後まで軽快に走り抜き、両手を上げて笑顔でゴールテープを切りました。

ゴール後、「途中でちょっときつかったですけど、最後はゾーンに入ったかのように軽快に走れました」と笑顔を見せ、充実の表情を浮かべていました。

ランナー③荒川静香

第3走者はトリノ五輪金メダリストの荒川静香さんです。スタート前、トラックでのランについて「ちょっと不慣れなので、緊張感が高いです」と心境を明かしていました。

荒川さんは2日目の朝6時30分、前走の水谷隼選手がスターターを務め、ピストルが鳴らないというハプニングでの走り出しとなりました。早朝ながら軽快な走りを見せ、無事第4走者へとタスキを繋ぎました。

ランナー④川井友香子・梨紗子

第4走者に登場したのは、東京五輪レスリングの金メダリスト、女子57キロ級の川井梨紗子、62キロ級の妹・川井友香子姉妹です。募金リレーは10人と発表されていましたが、川井姉妹が一緒に走ることになり、10組11人という構成になりました。

2人ともスタート前は緊張した様子でしたが、さすが現役アスリート!時折会話も交わしながら2人で並んでゴールするという、余裕の走りを見せました。川井梨紗子さんはゴール後、「最初はすごく緊張してたんですけど、友香子と一緒に気持ち良く走ることができました」と笑顔でコメントしました。

ランナー⑤五郎丸歩

第5走者は、元ラグビー日本代表・五郎丸歩さんです。本番直前の生放送で「長距離走は不得意です。ラグビーでは10キロとか、長い距離を一定のスピードで走ることがないので。どちらかというとぶつかり合う方が得意」とコメントしていました。

周囲からは完走できるのか心配されたそうですが、第4走者の川井姉妹とエアタッチをしてスタート、淡々と前を見据えて走り、無事完走しました。

ランナー⑥田中理恵

第5走者は、元体操日本代表の田中理恵さんです。田中さんは『一歩一歩前向きに』と記されたタスキをかけて「行ってきます!」と笑顔でスタートしました。ゴール手前では、第7走者の長谷川さんから「頑張って!もうちょっと!」とエールが送られ、10キロをしっかり完走しました。

ランナー⑦長谷川穂積

第7走者は、ボクシング世界3階級制覇の長谷川穂積さんが務めました。募金リレーには東大震災への思いを胸に参加したそうです。

長谷川さんは現役時代、被災者の方からパワーをもらってボクシングを続けることができたそうで、「今回僕の走る姿を見て、被災地の方々が「がんばるぞ」って気持ちになってくれたら嬉しいなって思います」と語っていました。

ランナー⑧丸山桂里奈

第8走者は、元女子サッカー日本代表、今ではバラエティ番組でも活躍中の丸山桂里奈さんです。東京電力で働きながら、福島でサッカーをやっていた丸山さんは、少しでも福島に恩返しがしたいという気持ちで臨みました。『今の私があるのは福島のおかげ』と書かれたタスキがとても印象的でした。

ランナー⑨林咲希

第9走者は、東京五輪銀メダリスト・女子バスケットボール日本代表の林咲希選手です。丸山さんからタッチを受けた林さんは、『みんなに感謝して、たくさんの方々に笑顔を!!』と書かれたタスキをかけてスタート、序盤は笑顔で手を振る姿も見られ、足取り軽やかに走り抜きました。

ランナー⑩城島茂

最後のランナーは「元ランナー」とだけ予告されており、昨年(2020年)に引き続き高橋尚子さんでは?と予測されていました。しかし第10走、最終走者として登場したのはTOKIOの城島茂さんでした。

城島さんは2014年の24時間テレビチャリティーマラソンで101キロを完走した経験があることから、元ランナーと表現されたようです。TOKIOの冠番組『ザ!鉄腕!DASH!!』の舞台・DASH村があるのが福島県で、募金リレーには格別の想いで臨んだようです。

ゴール途中から終盤にかけて、次々と他のランナー達も合流し、東京の会場(両国国技館)では、恒例の「負けないで」「サライ」を歌唱、感動のゴールとなりました。城島さんにとっては第2の故郷でもある福島県、震災から10年の節目に、恩返しを込めた走りを見せることができたのではないでしょうか。

募金リレーの仕組みは意外とシンプル!

昨年(2021年)の24時間テレビは、例年行われていたチャリティーマラソンではなく、募金リレーというスタイルでした。10組11人のランナーがリレー形式で計100キロを走り、募金を呼び掛けるというシンプルなものです。

そして今年は、8月27日(土)・28日(日)で『24時間テレビ2022』の放送が決定しています。2020年、2021年とイレギュラー対応してきたマラソンですが、今年は何とチャリティーマラソンが復活!ランナーは、EXITの兼近大樹さんであることが既に発表されています。

単独によるマラソン企画で、1人での走行は実に5年ぶり!走る距離などの詳しい内容については後日発表のようです。3年ぶりの有観客での生放送も視野に入れているようなので、今年の24時間テレビも大いに期待しましょう!

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