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【第4週】舞いあがれ!ネタバレあらすじ「翼にかける青春」

連続テレビ小説「舞いあがれ!」の第4週放送分を小説調でまとめていきます。

【第11話】10月24日(月)放送 大学で人力飛行機と出会う舞

 

人力飛行機を作るサークル「なにわバードマン」を見学することになった舞は、そこで何本もの主翼リブ(飛行機の主翼に含まれる部品)のようなものを目にします。

興味津々で、思わずそのリブに触れようとする舞ですが「触ったらあかん!」と突然声をかけられます。舞は驚いて振り返った拍子にバッグがぶつかり、リブを1本壊してしまいます

声をかけたのは、サークル部員の由良冬子(吉谷彩子)です。由良は「これ作んのにみんなが春休みかけたんやで。どないしてくれんの?」と舞を強く叱ります。「わざとやないんやから」と他のサークル部員は由良をなだめますが、怒って去ってしまいます。

残された舞たちは、サークル部員から「新入生?人力飛行機に興味があるの?」と聞かれます。しかし一緒に見学に来ていた舞の友人たちは、重くなった空気感に耐えられず「全然ないです」と正直に言って、走って逃げてしまいます。

申し訳無さでどうしたら良いかわからなくなった舞も「ほんま、すみませんでした」と言って、ひとまずその場を後にします。その日の夜、家族で夕食を食べていた舞は、今日のことを思い出しながら溜め息をつきます。すると父・浩太が「どないしたん?」と心配します。

そんな浩太に舞は「大学で人力飛行機を作る人達がおって、発泡スチロールでできたリブ(主翼)がずらっと並んでた」と話します。母・めぐみからは「授業はどない?」と聞かれ「楽しい」と答えます。

3人で楽しく会話をしていると、時計を確認した浩太が急ぐように席を立ち「難しいネジを頼まれたから、工場に行ってくる」と夜にも関わらず仕事へ行くのでした。

一方、舞はめぐみに「お兄ちゃんから連絡あった?」と尋ねます。めぐみは「ないねん。どこからも内定をもらえず落ち込んでいるのでは?」と言いながら、もう1回電話をしてみることにします。

問題の悠人は、暗い部屋の中で何やらパソコンに映されたチャート画面とにらめっこしています。そして、めぐみからの電話に気づいた悠人は一度携帯電話を見ましたが、無視して再び携帯を戻してしまうのです。

自室でその日に見たリブの絵を描いている舞に、一本の電話がかかってきます。相手は、幼い頃から仲良くしていた親友の久留美(山下美月)です。久留美は、新しく携帯電話を購入したと言って、早速舞の携帯に電話をしてきたのです。

久留美は現在、看護専門学校に通っています。そして放課後は、生活費を補うためにカフェでアルバイトをしています。そんな久留美は、カフェオーナーの津田道子(たくませいこ)から「お父さん仕事決まったんやて?今度は続いたらええな」と声をかけられます。

アルバイトが終わって久留美が帰宅すると、父・佳晴が制服姿で姿を現します。そんな佳晴に久留美は「似合ってる」と笑顔で褒めます。そして久留美とは入れ替えで仕事へ向かうのでした。

翌日、大学で講義を受ける舞は、昨日自分で描いたリブの絵を見つめながらサークルのことを考えます。講義後、勇気を出して再びサークルの部室に訪れた舞は、由良から「何の用?」と声をかけられます。

「昨日はご迷惑をおかけしました。私に直すお手伝いさせてもらえませんか?」と尋ねると、由良は「そない簡単なもんちゃうねん」と冷たく舞を追い返そうとします。舞は「この翼、ほんま綺麗だったから」と呟きながら「私にできること何かありませんか?」と諦めず粘ります

すると会話を聞いていたサークル部員の鶴田葵(足立英)が入ってきて「その翼好きなん?ほな、うちのサークルに入るか?」と舞に声をかけます。続けて「この翼の美しさがわかるんやろ?飛行機一緒に作ろう」と言うのです。

舞は迷わず「はい。よろしくお願いします」と答えました。早速舞は諸々の説明を受けることになります。そこにヘルメットを装着した由良が現れると、鶴田は舞に「由良は2回生のパイロットや」と教えます。

そして鶴田は、テレビでビデオを流しながら、なにわバードマンの1年に1回の晴れ舞台である「イカロスコンテスト」についての説明を始めます。同コンテストは、毎年7月に全国の人力飛行機サークルが琵琶湖に集まって、どれだけ遠くに飛ばせるか競うものだと言います。

映像には、昨年パイロットを務めた鶴田の様子が映ります。パイロットはペダルを漕ぎ、プロペラに動力を与えます。プロペラは飛行機が前に進む力を生み出す役割を果たすため、パイロットは人力飛行機のエンジンなのです。

鶴田は「やることはシンプル。1年かけて飛行機を作り、たった一度の舞台でその飛行機を飛ばすだけだ」と言います。そして、部員を紹介していきます。プロペラを作っているのは、プロペラ班の玉本淳(細川岳)と西浦和重(永沼伊久也)です。

パイロットの足からプロペラまで動力を伝える駆動部分を作っているのが、胴体班の佐伯功(トラウデン都仁)、コックピットを作っているのが渥美士郎(松尾鯉太郎)です。鶴田は翼を作る翼班です。様々な役割を担う”永遠の3回生”と呼ばれる空山樹(新名基浩)の存在も忘れてはいけません。

そこに、今年の飛行機である「スワン号」の設計者である刈谷博文(高杉真宙)が現れます。そして刈谷は、設計図を開きながら鶴田に相談事をしています。設計図を目にした舞は、より一層気持ちが高ぶります

その日行きつけの古本屋を訪れた舞は、店主の八木に挨拶をします。そこには、貴司(赤楚衛二)の姿もありました。貴司は、高校卒業後システムエンジニアの職に就きました。舞は貴司に「人力飛行機のサークルに入ってん」と報告します。

今日見たことについて嬉しそうに話す舞に、貴司は「良かったな、ええもんに出会えて」と言います。一方で貴司はシステムエンジニアと言っても営業もしなくてはならないため、忙しいと話します。

そして「初任給もらったらご馳走するから、久留美ちゃんも誘って3人でどこかへ食べに行こう」と約束するのでした。翌日から舞は、サークルで早速人力飛行機の作成に参加し始めます。舞の”青春”がここからスタートするのです

【第11話】10月25日(火)放送 なにわバードマンでの活動開始


なにわバードマンのメンバーたちは、イカロスコンテストに出場するため人力飛行機「スワン号」作りに没頭していました。舞たち一年生は、翼を支える骨「リブ」の型作りを担当しています。

舞が目をやる先には、昼夜問わずトレーニングに励み続けるパイロットの由良冬子の姿がありました。「女性がパイロットなんて珍しい」と漏らす舞に、部員たちは「女とか男とか関係ない。」と答えます。

彼らは、1年間減量をしながら肉体を鍛え続けている由良を1mでも先に飛ばしたいという思いを胸に飛行機作りに励んでいるのでした。そこへ、サークル代表の鶴田が封筒を手にやってきます。

「今年のイカロスコンテスト、俺らは出られへん」そういって彼が差し出したのは不合格通知でした。トレーニングをしていた由良は思わず立ち上がり、部員たちの間にもどよめきが起こります。

イカロスコンテストに出場するには、厳しい書類審査を通過する必要がありました。「これで引退かぁ」そういって悔しさを滲ませる玉本に、「何が悪かったのか」と佐伯。鶴田は「何も悪くなくても落ちることはある」と言います。

機体のコンセプトが被っていたり、他のチームの方が個性的だった場合には、書類審査の段階で振り落とされてしまうことがあるというのです。そんな言葉を聞いた部員たちは、口々に反論します。

「うちは女性パイロットなのだから個性的なはずだ」という西浦に、「イロモノ枠やと思われたんちゃうか」という佐伯の言葉を遮り、鶴田は「悔しいのはみんな一緒だ」と話します。

そして、自身と刈谷と玉本にとっては最後の大会だったとしながらも、一番悔しいのは由良だろうとした上で、ある提案をします。それは、記録飛行への挑戦でした。人力飛行機にも飛行記録があり、現在の女性パイロットの最長記録は1987年にアメリカでライト・ユビルが出したものでした。

「すぐには気持ちを切り替えられへんやろうけど」と消極的に提案する鶴田でしたが、即座に「やります!」と熱意を滲ませる由良を筆頭に、部員たちは新記録を目指して琵琶湖を飛ぶことに決めます。

夜になり、舞は久留美が働くカフェに来ていました。休憩をもらった久留美が舞の元へやってきて、携帯に着信が残っていることに気づき理由を尋ねます。実は、舞も久留美と同じカフェでのアルバイトを考えていたのでした。

なにわバードマンのメンバーとして活動するには、部費が月に1万円かかる他、活動費なども必要なのでした。舞は、自身もサークルの一員としてお金を稼がなくてはならないと考えていたのです。

善は急げだという久留美は、早速店長に面接をしてもらおうと提案します。慌てる舞を尻目に、久留美が「新しいバイトの子です」と紹介すると、店長は間髪入れず「あの子?合格や」と即答します。

この頃、岩倉螺子製作所は10年で機械を増やし、ネジを材料から作る会社に成長していました。特殊ネジの製造も増え、今では2つの工場をもつ従業員18名の会社として経営を成り立たせていたのです。

めぐみは総務兼経理として、浩太の仕事を支えていました。この日もアポを取り付けてくれためぐみに「ありがとう」と口にした浩太でしたが、そこで突然閃きます。「ありがとうの心を忘れない、岩倉螺子製作所」そう口にした浩太は、「どうや?」とめぐみと従業員に問いかけるのでした。

浩太はこの頃、パンフレットやホームページを作ろうと画策しており、そこに掲載するCI(コーポレートアイデンティティー)作りに執心していたのです。翌日の昼、このコーポレートアイデンティティーを携えて隣のお好み焼き屋うめづに向かいます。

梅津雪乃に「メモってるわ」と揶揄されながらも、浩太はCI案をそこに集っていた金型職人の曽根に見せることになります。しかし、曽根たち一同は「小学校の目標みたいや」と一蹴し、新聞に出ていた東大阪で作る人工衛星のスローガンをお手本として見せるのでした。

その頃、舞がなにわバードマンに入ってひと月が経とうとしていました。舞が作った飛行機の羽を見た部員たちは、口々に「器用だ」と褒め、いつも誰よりも早くきて作業に取り掛かっている姿を褒めます。

そこへ刈谷がやってきて、尾翼の幅を大きくするのはどうかと提案します。そうすることで、機体が安定し、パイロットが細かく操縦せずに済むというのです。鶴田は「由良に聞いてみよう」と言い、舞はこの間もストイックにトレーニングを重ねる由良を見て「頑張ろ」とつぶやくのでした。

夜、お好み焼きうめづで舞と久留美が話していると、貴司が帰ってきます。「こんな安い店で悪いけど、なんでも頼んで」という貴司でしたが、注文を取りに来た母の雪乃が突然「安いで始まりうまいで終わる、お好み焼きうめづ」と声を張ります。

雪乃曰く、それがこの店のCIだというのです。一同は笑いながら注文を終え、それぞれの近況について話し出します。システムエンジニアとして働く貴司でしたが、文学少年としての心は当時のままで、初任給で買ったのは詩集でした。

久留美から「根っからの文系なのにどうしてシステムエンジニアなのか」と問われた貴司は、人間関係が楽そうだったからと答えます。しかし、働いているうちに前より本を読みたい、詩を書きたいという欲求が高まってきたのだと話すのでした。

久留美も、看護学校に入り、授業料免除のため成績を維持しながらバイトをし、さらに父の心配をするという大変な生活を続けているという自身の現状を語ります。それでも、夢のスタートラインに立っていることで燃えているのだと今の気持ちを熱く話すのでした。

舞はそんな二人を見て「二人とも偉いなぁ」と呟きます。久留美と貴司から「舞はええやん。好きな道に行けて」「飛行機作るのが夢なんやろ」と言われ、「うん…」と一応の肯定を見せる舞でしたが、その表情にはどこか浮かないところがありました。

そこへ、店のドアが開いて誰かが入ってきます。サングラスをかけたその男性は、舞たちのテーブルの横で足を止めるのでした。そして、サングラスを外し舞を振り返ります。「久しぶりやな」という男を見て、舞は驚愕した表情で「お兄ちゃん…」と漏らすのでした。

【第11話】10月26日(水)放送 久々の東大阪


しばらく音信不通だった悠人が突然「うめづ」に現れたため、舞だけでなく貴司の父・勝や母・雪乃も驚きを隠せません。雪乃は「本当に悠人くん?シュッとしてまるで芸能人やんか!」と大きくなった悠人の外見を褒めます。

舞は悠人に「お母ちゃんに顔見せてあげて」と伝えますが、悠人は「あとでな。おっちゃんの豚玉楽しみにしてたんや」と言います。そんな悠人に雪乃は「あかんあかん。一回家戻ってからまた来な。どんだけめぐみさんが心配してたことか」と舞と一緒に帰るよう促します。

その頃、浩太とめぐみは会社のスローガンを再考していました。そこへ問題の悠人が舞とともに帰宅します。めぐみはビックリしながら「悠人!どないしてたん!元気やの?」と声をかけます。滅多に怒らない穏やかな浩太も「電話ぐらい出ろ!」と悠人を叱ります。

悠人は何を言われても平常心で、淡々と「内定もらった」と報告します。内定先は大手メーカーの「IMORI電機」であったため、浩太は「ええとこ決まったな」と感心します。

「当たり前やん」と当然のような表情を見せる悠人ですが、浩太から「3年続けると面白さがわかってくる」とアドバイスを受けると「3年でやめるつもりや」と言い出します

「なんでや」と驚く浩太に「はよ独立して投資家になんねん。俺な大学の3年間で2000万稼いだ。それを元手に10倍に増やすつもりや」と今後の夢を語ります。悠人は株投資で大金を生み出していたのです。

浩太から「投資家になって何やりたいねん」と問われると、悠人は「金を稼ぐ。働く目的なんて他に何があるん?」と冷たく言い放ちます。呆れ返った浩太は「お前に夢はないのか」と更に問いただします。

すると悠人は「指1本動かすだけで億稼げる人間になる」と答えます。そんな悠人に浩太は「それは夢やない!人は叶えたい夢があるからしんどくても一生懸命働ける。お金だけ稼いでたって虚しいだけや」と伝えます。

しかし悠人は「親父はコツコツ働いてどんな夢叶えたん?」と対抗するのです。そして浩太は「これからや。飛行機の部品作ってジェット機に乗せる。まぁ見とけ」と自らの夢を口にし、長々と続いた親子の口論は終わりを迎えました。

その後、自室で飛行機の絵を見つめる舞のもとに悠人が訪れ「怒ってんのか?」と聞きます。すると舞は「別に怒ってへんけど、お父ちゃんに良くあんなこと言えるな。お父ちゃんが一生懸命働いてくれたおかげでお兄ちゃんや私も好きなことできてるんや」と悠人に説教します。

しかし「お兄ちゃんには夢があって、そのために目標立てて頑張ってる。そこはすごいと思う」と続けるのです。そして舞は、人力飛行機を作るサークルに入部したこと、そこに目標に向かって真っ直ぐ突き進む先輩がいることを話し「どないしたら先輩みたいになれるんやろ」と呟きます。

そんな舞に悠人は「舞もそんなこと考えるんや」と感心し「頑張れ」と言って部屋を出ていきます。その後、悠人は「うめづ」へ戻り豚玉を美味しそうに頬張って、翌日東京へ帰りました。

一方、悠人の言葉に発奮した浩太は「人工衛星への挑戦」という講義を受けます。浩太は、コツコツ頑張れば大きな夢が叶うということを悠人に教えるべく、父である自分が手本になろうと考えたのです。

舞は、サークルで相変わらずリブを作り続けていました。そして、横でひたすらリブを作る”永遠の3回生”空山に「テストフライト楽しみですね。私人力飛行機が飛ぶとこ見るの初めてなんです」と声をかけます。

いつものごとく何も答えない空山ですが、舞は「空さんは人力飛行機何体作ったんですか?」と懲りずに質問します。しかし、空山は一言も話してくれませんでした。

するとそこに刈谷が現れ「1回生のみんな、そろそろリブ作るの飽きたやろ。明日からフェアリング手伝ってくれ」と言います。フェアリングとは、発泡スチロールの塊を削って、パイロットが乗るコックピットを作っていく仕事です。

続いて鶴田も現れて「航空協会に記録飛行を申請した。それに先立って6月の第2日曜日にテストフライトをやる」とサークル部員たちに伝えます。新たな目標ができた一同は、奮起するのです。

更に鶴田は「今から居酒屋で決起会をやる!」と言い、部員たちは喜びます。未成年の舞はまだお酒を飲めないため、ジュースを持ちながらサークル部員たちと乾杯し、記録飛行の成功を願うのでした。

【第11話】10月27日(木)放送 なにわバードマンの決起会


なにわバードマンの一行は、メンバーの空山樹がバイトしている居酒屋で決起会を開いていました。サークル代表の鶴田葵が乾杯の合図をすると、それぞれのテーブルで各々の会話が繰り広げられます。

舞は刈谷とお酒を飲んで出来上がった玉本の3人でテーブルを囲んでいました。斜向かいのテーブルには、由良と鶴田の二人が差し向かって話をしています。その様子を舞が見ていると、玉本が「どっちが気になる?」と絡んできます。

舞が答えないうちに、どっちにしても三角関係だと言い出す玉本でしたが、その意味がわからない舞はキョトンとします。刈谷は玉本の酒癖が悪いことを話し、気にしないようにと制するのでした。

そんな刈谷に、舞は由良が居酒屋に来ても、いつもの如くあまり食べていないことを指摘します。刈谷は、スワン号が由良の体格に合わせて設計しているということについて、厳密にいうと「未来の由良」の体格に合わせているのだと話し始めます。

今よりもっと軽くてもっと体力のある、スワン号が飛ぶ日の由良に合わせて機体を設計しているからこそ、由良はどんな時も食事制限とトレーニングを頑張っているのでした。

「最高に仕上がった飛行機と最高に仕上がった由良が未来で待ち合わせしとると」という刈谷の言葉に、玉本は「でた、ロマンチスト刈谷」といって絡み始めます。二人が取っ組み合っていると、鶴田が席を立ちました。舞はその機に立ち上がって、由良のテーブルに移動します。

由良は舞のことをリブを作るのが上手になったと褒めてくれるのでした。と、そこへ酔っ払った玉本がやってきて「岩倉、可哀想やけど由良にはもう鶴田という恋人がいるから」と言います。

由良はそれを否定しますが、玉本は由良のことが好きだからこそ鶴田は必死に走り回って記録飛行の段取りをつけているのにとぼやくのでした。

隣のテーブルから佐伯が「玉本にも彼女がいるのだから、人の恋愛で潤う必要はないだろう」というと、隣から西浦が「玉本先輩は振られたばかりだ」と叱責します。

自身の失言を謝る佐伯でしたが、うなだれているように見えた玉本は既に俯いたまま眠り込んでいました。一同がそんな彼を見て笑った後、新入部員の日下部が口を開きます。

人力飛行機を作るのが想像以上に大変だと言う彼に、席に戻った鶴田が入ったことを後悔しているかと聞くと、日下部は否定します。そして、サークルに入ったきっかけは刈谷だと言うのでした。

彼は昨年度のイカロスコンテストの様子をテレビで見ていたのです。そこに映った刈谷は、二回生なのに全体の設計を任されたという「なにわの天才」として紹介されていました。そんな彼に憧れて入ったという日下部は、ゆくゆくは機体設計を担当したいのだと目を輝かせるのでした。

満更でもなさそうな刈谷を見てちょっかいをかける鶴田でしたが、もう一人の新入部員・藤谷が「僕のヒーローは鶴田先輩です」と言うと、身を乗り出して話を聞こうとします。藤谷もまた、昨年度のイカロスコンテストの番組を見ており、パイロットの鶴田に憧れを抱いたのでした。

途中で翼が折れて湖に落ちていく機体の中で、鶴田が叫んだ言葉に胸を打たれたという彼でしたが、一座はその名言を一斉に口にします。「翼が折れても心は折れへん!」そういって笑うみんなに、鶴田は「わろてるやん!」と突っ込むのでした。

続いて自身のサークルに入った動機を聞かれた舞は、鞄からスケッチブックを取り出し、小さい頃から飛行機が好きで機体を描いていたのだと話します。

中を見た一同は、そこに書かれているマニアックな機体に興奮したり、守備範囲が広いといって褒めるのでした。中にはスワン号の完成予想図も描かれていて、部員の一人が「この白鳥に、はよ会いたいな」といったのを皮切りに「明日からまた頑張ろう」と結束力が生まれます。

月日は流れ、テストフライトの日に向けて急ピッチで準備が進められていたある日、コックピットの形を整える作業をしていた藤谷のミスで、機体に穴が空いてしまいます。

作業は振り出しに戻りましたが、舞の前向きな発言を聞いて、新入生たちは決意を新たにします。一方、パイロットの由良はトレーニングに励んでいました。

そこへ舞がやってきて、由良に水を差し入れます。そして、なぜパイロットになろうと思ったのか、その理由を尋ねます。そこで明かされたのは、由良の過去の挫折体験でした。

小二から小六まで野球をしていたという由良は、小学校時代は男子にも負けずピッチャーと4番バッターを務めていました。しかし中学に入ると同じチームの男子は見る間に体格が良くなり、由良が渾身の力を込めて投げた球もすぐに打たれるようになってしまったのです。

野球をやめてぼーっとしていた由良でしたが、書館で一冊の本に出会いました。その本こそ、女性で初めて太平洋を横断飛行したアメリア・イアハートという女性パイロットの伝記でした。

そこに書かれていたイアハートの言葉に勇気づけられた由良は、「女でも男に負けへんことができんねや。私もパイロットなろ、誰よりも大きい飛行機飛ばしたろ」と決意を固めたのです。スワン号のパイロットは、彼女にとって夢への第一歩でした。

自身の経緯を語った由良は、次に舞にも同じ質問をします。どうしてここにいるのかと聞かれた舞は、これまで周りに飛行機の話ができる人がいなかったから、今ここでみんなと飛行機の話をしながら作業できるのが楽しいのだと答えます。

その答えを聞いて笑う由良を見た舞は「志が低いですかね」と尋ねますが、彼女はそれを否定します。そして、アメリア・イアハートがなぜ空を飛ぶのかと聞かれた時に答えた言葉が「ただ楽しいから」であったことを引き合いに出し、舞もそれで良いのではないかと言うのでした。

いよいよテストフライトの日がやってきました。夜が開ける前に集合した舞たちは、飛行機の部品をトラックに積みます。なにわバードマンのOBたちもやってきて夜明けの時を待った一同は、いよいよ飛行機を飛ばします。

無事地上を離れた機体でしたが、間も無く隣の芝生に落下してしまいます。さらに、着地の衝撃で飛行機の翼は折れてしまうのでした。

【第11話】10月28日(金)放送 パイロット候補になる舞


テストフライトを迎えたスワン号でしたが、離陸後まもなく墜落してしまいます。操縦していた由良は、脚を怪我したらしくコックピットで痛がる様子を見せます。部室に戻ったメンバーたちは、口々に何が原因だったのか論じ始めます。

「風速の問題か」「由良の操縦ミスではないか」などの声があがる中、刈谷が自身のミスだと主張します。彼は、由良なら対応できると思い、尾翼の幅を大きくしすぎたことこそが原因なのだと言うのでした。

病室のベッドでは、由良が足を固定された状態で入院していました。そこへ鶴田がやってきます。スワン号の心配をする由良に、まずは自分の体の心配をしろと言う鶴田でしたが、由良は自身の脚が骨折しており全治2ヶ月であることを伝えます。

沈痛な面持ちで謝る由良に、全部代表の自分の責任だと言い張る鶴田でしたが、由良は突風に焦って操縦桿を強く引きすぎたことが原因なのだと言うのでした。そして、退院したら少しずつトレーニングを再開するから、記録飛行を継続できないかと打診します。

しかし鶴田は、由良には来年があるのだからといって諦めさせようとします。それでも食い下がる由良でしたが、その胸中には自身が飛びたいという思いよりも、スワン号を飛ばしたいという思いが強く根ざしていたのでした。

先輩たちの最後の夏をこんな形で終わらせたくないというのが、彼女の本音だったのです。その夜、遅くなると言って出かけた舞が早くに帰ってきたことに驚いた家族は、フライトの様子を聞き出します。

舞はうまくいかなかったことを説明し、パイロットが負傷したことを話すのでした。翌日、部室では鶴田から由良の怪我の様子が伝えられました。鶴田は続けて、スワン号を直して予定通りに記録飛行をしたいという自身の考えを表明します。

それに対し、刈谷は厳しい表情で苦言を呈すのでした。急いで直した飛行機でまた事故を起こしたら、という刈谷に対し、鶴田はスワン号の構造自体には問題はなかったことを主張します。

そして、自転車部や陸上部などから別のパイロットを探そうと言いますが、部員たちは由良が乗ると思うからこそ徹夜作業も頑張れたのだと言い反対します。

去年のように鶴田が乗れば良いのではないかという声もあがりますが、由良の体格に合わせて作られたスワン号では不可能であるとの結論に達します。それなら、と日下部が提案したのは、舞が乗るという案でした。

しかし鶴田は、一年には荷が重すぎるとして却下します。なら今年で終わりだという刈谷に、鶴田は「由良の願いだからどうしてもスワン号を飛ばしたい」と食い下がりますが、刈谷は「無理やというのがわからんとか」と声を荒げます。

引退すると言い部室を出ていく刈谷に続き、彼に憧れて入部した一回生の日下部も辞めると言って出て行きます。さらに同じく一回生の藤谷も出て行ってしまうのでした。その夜、舞は母のめぐみにパイロットになろうか迷っていると相談します。

しかしめぐみは、みんなのために舞が危ないことをする必要はあるのかと疑問を呈するのでした。翌日、舞は由良の病室に見舞いへやってきます。由良は舞にスワン号が飛ぶところを見せたかったといい、壊したことを謝ります。

そんな由良に、舞は自分にパイロットが務まるだろうかと問いかけます。由良は、ハードなトレーニング以上にみんなの期待を背負うプレッシャーが大変に感じること、楽しいことより苦しいことの方がずっと多いことを伝え、それでもしたいならすれば良いと答えるのでした。

翌日の早朝、舞が部室にやってくると空山が飛行機を修理しています。驚いた舞が「空さん、なんで」と口にすると、空山は初めて口を開きました。「7つ」そう言った空山は、これまで自身が手がけてきた飛行機は全部で7機であることを話します。

そして、5年前に作りイカロスコンテストで3位を獲得した飛行機の魂を受け継いだプロペラを搭載した機体こそが、スワン号だと語るのでした。自身の居場所だった大学を離れ、地元の宮崎に帰らなくてはならないという空山は、最後にスワン号が飛ぶところを見たいと熱い思いを口にします。

昼、部室でトレーニングをする鶴田の元へ舞がやってきます。作業はしばらく休みだと言う鶴田に、舞は「私にパイロット、やらせてください」と言い切るのでした。

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